こんにちは!プランナーの鎌田です。
ゲストへのおもてなしを考え、結婚式二次会への気合はきっとバッチリなことでしょう。では、演出やゲームなど、やりたい内容は思いついているかもしれませんが、会費についてはいかがでしょうか。ゲスト会費はいくらであれば妥当と言えるのでしょうか。
いくらの会費設定にするのかはまず、みんなが設定する二次会会費の相場を知っておくと決めやすいですよね。
地域別二次会会費相場について
地域により相場というものは変わってきます。
東京都心部の首都圏や、大阪・神戸などの関西圏では8千円~9千円が相場です。ホテルや式場であれば1万円の会費というのも珍しくはありません。それに対して名古屋を中心とした東海圏では7千円~8千円くらいと少し抑えめです。
東海圏でも都市部から離れると少し安くなる傾向にあるので、岐阜や三河地方では6千円~7千円ということもあります。2019年10月の消費税増税の影響もあり、結婚式二次会の会費は年々上がってきているのが現状です。
二次会会費は安い方がいい?
結婚式の二次会会費は通常の飲み会よりも会費は高くなる傾向があります。これは二次会という場が、ただ飲食をするだけでないからです。ウェディングケーキのカットセレモニーや景品を賭けたゲーム大会など、結婚式二次会ならではの催しがいくつもあります。ゲームや演出もなく、ただ単に集まって2時間しゃべるだけという飲み会やおつまみ程度の料理であればゲスト会費5千円代で開催することも可能です。しかし単に会費が安いよりも、ふたりの特別な日に関われた実感の持てる内容で考えた方がゲストに喜ばれます。
会費設定の仕方について
予算を考える
どんな内容の二次会にして、新郎新婦の自己負担はどこまでできるのかをお互いの意見を出し合い予算を決めましょう。
「会費をいくらに設定するのか決めてから、その範囲内で会場や備品、景品など必要な金額を決めていくパターン」と「全てかかる費用を出してから会費設定を決めるパターン」とありますが、どちらにせよ二人の予算をどうするかというのは大前提で決めておきたい項目ですね。場合によっては会費内で全ておさまることもありますし、不足分を新郎新婦で負担することもあります。何を重視するかはそれぞれの新郎新婦で事情が異なります。ふたりに合った二次会にできるよう意見を出し合いましょう。
進行や料理、景品など目に見えるものが貧弱で会費設定が高い場合、新郎新婦へのご祝儀も含まれているのではないかと勘繰られてしまいます。以下のようにゼクシィの記事にも興味深いランキングが掲載されています。
“「これを会費に乗せちゃだめでしょ」ランキング ”
1位:新郎新婦の衣裳代(64.6%)
2位:演出や司会者の衣裳代(46.6%)
3位:キャンセルを見越した分の飲食代 (43.4%)
(※以下、4位:プチギフト代、5位:受付の装飾や備品代など)ゼクシィネットより引用
男女の差額を考える
結婚式二次会の会費は、男女に差のある場合もあれば一律設定の場合もあります。
男女に差をつける場合の主な理由でよく聞かれるのは【男性の方が女性よりもたくさん飲食するから】【女性はヘアセットや衣装など男性よりも身支度にお金がかかっているから】【男性の方が稼いでいる人が多いから】という理由です。他にも【女性はお金にシビアで、高い会費設定では参加を断られるかもしれないから】なんて意見も!
逆に一律にする場合は【不公平にしたくない】という意見をよく耳にします。
理由は様々でどちらが正しいということはありません。差額をつける場合も5百円~1千円程度女性が低いという会費が一般的です。あまりにも差をつけすぎると不公平感が出てしまうので、差額は程々に抑えようと考える新郎新婦が多いようです。
まとめ
ゲストに会費を伝えるのは、二次会の出欠を取る時で大丈夫です。それまでに、「いくら必要」で「いくら自己負担」して「いくら会費でゲストからいただく」のかをしっかりと話し合いましょう。
無理のない会費設定で、ゲストも新郎新婦も気持ちよく当日を迎えましょう。