結婚式の二次会は、普通の飲み会とは少し違います。
来てくれるゲストにおふたりからの感謝の気持ち、おもてなしの心を伝えたい。でも、結婚式から続けて参加するゲストと、二次会から参加するゲストといらっしゃいますよね。どちらにも気を遣いたいけれど、喜ぶポイントが違う場合があります。
「披露宴にも参加したゲスト」「二次会参加のみのゲスト」それぞれの本音を探りながら、どうすれば喜ばれるのか、参加パターン別に考えてみましょう。
結婚式披露宴にも参加したゲスト
料理・ドリンクの工夫
結婚式でコース料理を召し上がっているので、好きなものを選択できるビュッフェ形式が好まれるようです。また、料理は満喫しているので飲むことがメインになっている方もいらっしゃいます。ドリンクのバリエーションが多いことも喜ばれるポイントの一つです。
プログラムの内容
披露宴ではイベントが盛りだくさんで、まだまだ新郎新婦と話し足りないという意見は多いです。披露宴以上に、二次会では新郎新婦と触れ合える時間が取れると満足度が高くなります。披露宴では多少緊張していた空気も、二次会では、くだけた雰囲気になり、ゲームなどもワイワイと楽しく盛り上がることができます。
ゲストの顔ぶれ
二次会では主に友人や同僚など、同世代の親しい関係の人が集まります。懐かしい仲間との再会の場として期待する人も多いようです。
開催場所
結婚式場からのアクセスがいいのは、引き出物を持ったりヒールの靴を履いたりする女性には嬉しい配慮です。結婚式場からの送迎バスやタクシーチケットがあると、新郎新婦からの気遣いを感じます。また、二次会会場が駅に近いと帰りもスムーズなので立地面も重要です。
開宴時間
披露宴のお開き時間からあまり間が空きすぎないと、待ち時間が少なくゲスト負担が少なくなります。翌日が平日で仕事がある場合も、二次会お開きの時間が遅すぎなければ安心して参加できます。
二次会参加のみのゲスト
ゲストの顔ぶれ
二次会からの参加者は、結婚式から参加するゲストが多い場合、場に溶け込みにくくないかと不安に感じる方もいらっしゃいます。どんなメンバーが集まるのか先に情報提供したり、事前に一人参加の人を繋げておくなどの配慮があると安心して参加できます。
料理・ドリンクの工夫
二次会とは言っても、ここから参加するゲストは料理・ドリンクも楽しみにいらっしゃいます。どちらのゲストの満足度も高めるためには、食べる量を選べるビュッフェが喜ばれます。
開催場所
二次会会場が駅に近いと、行き来がしやすくゲスト負担が少ないです。また、会場までの道のりを迷わないよう地図や詳しい案内を送っておくと、安心してもらえます。
会費の設定
平均的な会費設定であれば問題ありません。しかし、ただ安価な会費よりも、結婚式に参加できなかった分、プログラムや内容に結婚式の特別感があったほうが喜ばれるようです。
演出・プログラム
二次会だけの参加者も新郎新婦の幸せな姿を見られるのは嬉しいものです。結婚式に参加できなかった分、エンドロールDVDなどの映像を見たり、演出などを通して結婚式の特別感が感じられると喜ばれます。
結婚式でも飾ったウェルカムボードなどのグッズを飾るのもおすすめです。新婦の花嫁姿を写真におさめたいゲストは多いので、ドレスを着て登場するだけでも喜ばれます。
まとめ
どちらにもできるところは配慮しながら、何よりもふたりをお祝いしたいと駆けつけるゲストと楽しい時間を過ごせるよう、ふたりで話し合ってみましょう。