こんにちは!プランナーの鎌田です。
結婚式の二次会の幹事は想像以上に大変です。その大変さを知っている新郎新婦は、友人にお願いするのを躊躇してしまうかもしれません。でも二次会はやりたい!どうしたらいいのかと悩んだ末に、結婚式二次会の幹事を友人に依頼せず、新郎新婦ふたり自身でやろうとお考えの新郎新婦がいらっしゃることと思います。
結論を申し上げると、「できなくはないですが、結婚式も二次会も最高の笑顔で迎えたいと思っているならオススメしない」です。
私の実体験
私プランナー鎌田の姉も、結婚する時はゲストの負担を考えて新郎新婦自身で幹事を行い、当日は主役兼幹事という役割を担いました。
披露宴のお見送りが終わったら、すぐにブライズルームに戻って着替え、式場で出された軽食を食べて、大急ぎで二次会会場へ直行。
二次会会場入りしたら会場との打ち合わせを行い、マイクやBGMの音響チェック、そして受付の名簿とお釣りを準備します。受付開始時間には新郎新婦が自らゲストをお出迎えして受付業務も行います。受付のお釣り用現金は、前日に銀行で両替したそうです。
そして開始時間になったら、新郎が「入場です」とマイクで言いながら、新郎新婦が入場します。そして新郎からのウェルカムスピーチ、乾杯の発声と続きます。
ゲームももちろん新郎新婦が仕切ります。ビンゴカードをみんなに配って、ビンゴ機で数字を出して発表し、ビンゴになった人には景品を渡します。
そして最後に全員に集まってもらって会場のスタッフに集合写真を撮ってもらい、新郎新婦からゲストへの謝辞の挨拶、退場は新郎自らマイクを持って「退場です」と言いながら退場します。
退場後はお見送りギフトをカゴに用意してゲストへのお見送り、そして会場への精算、それから着替えて、ウェルカムグッズを箱に詰めて、DVDやお見送りギフトの余りなどの荷物をまとめて、車に運んで帰るという工程をすべてふたりでこなしたそうです。
姉夫婦の頑張りで、二次会は無事終わったのですが、後日「大変だったから、やるんじゃなかった」と愚痴をこぼしていました。披露宴中も二次会のことが気になって披露宴に集中できなかったし、二次会の当日までの事前準備も当日と同じくらい大変だったからだそうです。
実はそれが、私がこの仕事に就くきっかけにもなりました。今悩んでいるふたりにも、参考になればと思いお伝えさせていただきます。
責任感の強い新郎新婦へ
上記の悩みについては、解決策があるので実はご自身で抱え込まなくても大丈夫です。ゲスト負担を気にするのであれば幹事代行サービスの企業がありますし、お金をかけないように考えるならご友人に頼んで上手くやり繰りすれば可能です。
結婚式の準備はとっても大変です。それに加えて二次会の準備まで行おうと考えると、新郎新婦はてんてこ舞いになってしまいます。せっかくの結婚式当日、疲れた新郎新婦を見るのはゲストも心苦しいです。全力で笑顔いっぱいに楽しむふたりを見たいとゲストからも望まれています。大変なことは誰かに頼る選択肢があることを忘れないでください。
結婚式の前は事前準備がとても大変
新郎新婦として結婚式をすることが誰もが初めてのこと。「大変!大変!」と聞いたことはあっても、初めてのことはなかなか実感が沸かないことと思います。結婚式の準備と二次会の準備はとてもたくさんあり、しかも、当日が近づけば近づくほど忙しくなっていくのです。
私も結婚式前日に姉から急遽呼び出されました。ネイルをしに行かなければならないから、代わりにプチギフトに配るクッキーを焼いておいて欲しいと慌ただしく出掛けて行き、私は延々とクッキーを焼き続けた記憶があります。早い段階では想像していなかった「やらなきゃいけないことリスト」が色々追加されるのです。
頑張りすぎると無理が出てきます。もしかすると体調を崩してしまうかもしれません。無責任に丸投げするのはよくありませんが、主体的に動いてもらえる幹事がいるのといないのとでは全然違います。
結婚式当日はそもそも難しい
事前準備を何とか乗り切っても、結婚式当日はさらに難易度が上がります。言うまでもなく挙式披露宴はふたりが主役です。挙式披露宴を行いながら、二次会のために動くことは時間的にも精神的にも非常に難しいことなのです。
受付や司会もすべて新郎新婦で行おうと思うと、マイクチェックや音響チェック、飾りつけなどの為に披露宴からかなり時間をあけて二次会をスタートさせないと間に合いません。待ち時間が増えればかえってゲストの迷惑になってしまいます。本末転倒です。
やはり幹事を立ててしまいましょう。幹事は友人でも幹事代行会社でもどちらでも構いません。ふたりの代わりに動いてくれる人を用意しておいた方が、間違いがないですよ。
まとめ
ふたりの特別な日ですので、張り切る気持ちはとっても分かります。それでもふたりが忙しさでパンクしてしまわないように、頑張る部分と甘える部分をしっかり線引きして計画を立ててみて下さい。
ふたりを助けてくれる人が、きっといるはずですよ。